05月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫07月

スポンサーサイト

--/--/--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:-- スポンサー広告

たおしていいですか?

2015/01/06
2、3年前かな。
飛行機に乗ったらたまたま前の人が日本人女性で、
食事が終わった後おもむろに振り向いて
「すみません、倒していいですか?」
と聞いてきた。
何のことかわからず、鉄砲玉を食らったような表情をしたと思う。
「シートのことか」と3秒後に理解して、
「どうぞ」
と答えた。

数日前にFacebookに上がっていた記事を読むと、
こう聞くことが「大切な礼儀」らしい。
ふ~む。
そういや今年も新幹線で聞かれたぞ。
ここ数年のはやりなんだな。
う~む。
正直面倒くさい。



何で、鉄砲玉を食らったような顔をしたかというと、
私にとってはシートを倒すのは当然の権利。
ウン万円、ウン十万払って乗っているのだから、
食事が終わったら体に負担のかからないように、倒れるところまでシートを倒す自由がある。
シートが倒れる限界までは私の買ったスペース。
前の人がシートを倒すのも当然のこと。
こっちがノートパソコンを広げていようと文句を言う筋合いはないはず。
それをいちいち「何で聞くの?」と思ったわけです。

しかもっか、伺いを立てるってことは断られても受け入れるってことじゃない?
この女性、もし私が「いや、それはちょっと」
と答えていたらどうだっったんだろ。
たぶんあちらが鉄砲玉食らったような顔になったよね。

フランス人だったら「Non!」ていう人もいそうだぞ。

ま、大概笑顔で「どうぞ」と言ってもらえるだろうけど。

こういう会話、礼儀、というより儀式なんだな。きっと。
相手の「是」の答えを大前提に成り立つやりとり。
私はあなたのことを思いやっているの。だからあなたも私の邪魔をしないでください。

ああ、こういう儀式にものすごい違和感を覚えてしまうのは、ヨーロッパ化してしまっている証だろうか。
う~ん。

なんかコミュニケーションするならもっと他にやりようがあると思うんだけどな。
笑顔で挨拶とかさ。
あ、そっか。そういう前プロセスがなくって、いきなり「倒していいですか?」だから違和感なのか。

席に座る前に笑顔の黙礼があって、荷物をしまうときにちょっとした会話があって、
「すみません、倒します
だったら、違和感がなかったのかも。

本気で相手のことを気遣って声をかけているのか、それが礼儀だから形式通りに口にしているのかって
意外とはっきりわかるんだよね。
前者だったら、私が「イヤ」といっても残念に思ったか知らんが受け入れてくれただろうし、
後者だったらむちゃくちゃ怒っただろうね。

ふ~む、きっとあたし、形式だけで中身のない会話とか振る舞いが嫌いなんだな。
日本の相手を気遣う振る舞い、「おもてなし」って好きなんだけども。
形だけになって心がこもってないとかえって「いやらしい」

ああ、

日本社会、敷居が高いな~。




スポンサーサイト
21:09 日記・雑記 | コメント(0) | トラックバック(0)
コメント

管理者のみに表示

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。