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4番線メトロ

2015/03/25
昨日の夕方。
帰宅ラッシュの真っ最中。
4番線メトロに南終点から乗って、
北にある我が家へ帰る途中の出来事。

4番線メトロは大変便利な線なのだけれど、北に行くに従って移民の割合が増えてくる。
特に来た駅周辺になると、黒人さんが半分ほどに。
後はアラブ系で、白人はマイノリティ。
日本から来たばっかりだとちょっと怖いと思うかも。
慣れてしまえばなんてことないんだけど。

フランスで<黒人>と一口に言ってもいろんな国籍の、
いろんな人がいるから十把一絡げにできないんだけど。
まあ、ウチの周辺はアフリカ系の人が多くって、
その分、白人の多いハイソなカルチエではできないような経験が味わえる。

さて、電車の中。
まずは私の斜め向かいの席に座ろうとした黒人のおばちゃん。
小さな男の子を連れていたんだけど、
まず自分が奥に座って、
さて息子を隣に座らせようとしたとき、
別の黒人のおばちゃんがどっかり。
「ちょっと、あんた!ウチの息子が座ろうとしてたのに!」
「なんなの?こんな混んでる車両で、小さな子に座席一つ与える必要なんかないでしょ!?」
「ウチの息子、かわいそうに、見てみなさいよ」
息子4,5歳だろうか。お母さんから離れてどうしていいか判らない。

見かねた他の客が自分の席をチビ君に譲るも、
チビくんはお母さんの怖い顔と、知らない人の隣に座った心細さで半泣き状態。
とはいえ、もう1人のおばちゃんの言うことも一理ある。
「あたしは足が悪いのよ。そんなに座らせたいなら、自分が立って座らせれば?」
これにはさすがにお母さんも返事が出てこない。
何かもごもご口の中で言ったきり。
結局息子はお母さんの膝の間に収まり、一件落着。

と思いきや、
今度は扉の辺りで、
「痛い!」
と悲鳴。
どうやら誰かが誰かの足を踏んだらしい。
「ちょっと、人の足を踏んどいて、ごめんの一言もないの?」
「あたしじゃないって言ってるでしょ?だいたい、こんな込んでる中であんたみたいに足をボ~ンと出してる方が悪いんじゃないの?」
「何ですって、自分が悪い癖に人のせいにして、いったいどういう教育受けてきたの!?」
「あんたこそ何よ。誰がやったか判らないくせに、他人に濡れ衣着せて、うれしいわけ?」

黒人さんって、特にアフリカ系の人は声がでかい。
うらやましいくらい腹からまっすぐ出た声で、独特の抑揚のある弾むようなリズムに乗って、
ぽんぽん言葉が飛び出す。

すんごいな~。
曖昧にするとか、ためとくってないんだよなあ。
ストレス少なくてすむかなあ。
しかし堂々と自分の主張をするよなあ。
ある意味うらやましい。

と的外れな感心をしていると、
車両の反対側から黒人男性の声。

「お~い、いい加減にしとけよ~。 混んでるんだから、足踏むことだってあら~な。」
「そーだよ、そのくらいで許してやりなよ~」

殺伐としていた車両の雰囲気が、一気に和んだのでした。

さすが4番線。



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10:15 日記・雑記 | コメント(0) | トラックバック(0)
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